私には、約半年間カナダでの留学経験があります。
とはいっても、カナダ留学は2年も前の話。普段英語を使わない私は、当然英会話能力も日々衰えているわけで、今では「スピーキング力」なんて自信がありません。
そんな矢先、プログリットを知って、今回「無料カウンセリング」を受けてきました。
その目的はシンプルに2つ。
受講した目的
- 『短期間』で本当に向上できるのか
- 『カリキュラム』をもっと詳しく知りたい
留学をしたけど会話力に不安がある私は、学力アップはとても気になるところです。
ここでは、実際に無料カウンセリングを受けた経験から、「カウンセリングの内容」や「テスト」について解説していきます。
※受講したのは『ビジネス英会話コース』の無料カンセリング体験です
無料カウンセリングを終えて
無料カウンセリングを受ける前までは、プログリットのサービス内容に私は懐疑的でした。
「短期間で英会話能力なんて、日本で伸びるはずがない!留学のほうが時間効率がいいだろう」
といったような、全く筋の通らない考え方をしていました。単純に、自身の留学経験を正当化したかっただけなのでしょう。
しかし、カウンセリング後は「英会話能力が短期間で伸びる可能性」をとても感じることができました。
- スピーキング能力を短期間で伸ばせるのか
- 「何を」「なぜ」「どうやって」勉強すればいいのか
特に、受講目的であった上記の2点の疑問が解決できて大満足です。
無料カウンセリングの流れ
- テスト
- 結果分析
- プログリットのサービス紹介
- 入会の流れ
といったところです。特に、「結果分析が良くできており、無料とは思えない内容」となっています。
ここからは、1〜4の流れの通りに「無料カウンセリングがどのように進んだか」を紹介していきます。
1.テスト編
プログリットの無料カウンセリング当日。校舎に着くと、ロビーには無人受付システムがありました。
校舎の第一印象は、「シンプルで無駄がない」といったイメージでしょうか。
まもなく係の方が出てこられ、個室へと案内されました。その数分後には担当者の女性がお越しになり、軽い雑談の後、息をつく間もなく早速「テスト」が始まりました。
テスト内容
- リスニングのテスト x 2問
- スピーキングのテスト x 2問
上記のような、合計4つの『難易度が異なる』テストを受けました。
テストの内容は、「担当者」や「受講者のレベル」によって分かれます。留学経験があった私は、難しい問題を出題されましたが、初めから『英会話力にほとんど自信がない』といった方は、難しい問題を省略される傾向があります。
リスニングテスト
リスニングテストは2つあり、内容は「英会話の穴埋め(易)」と「1分間スピーチの要約(難)」の問題が出されました。
留学経験のある私にとってリスニングは自信があったのですが、結果的にはかなり難しかったです。
英会話の穴埋め
こちらは、よくある穴埋め問題です。単純に会話文を聞き取り、空いている穴を埋める問題です。
以下、英会話の穴埋め問題を簡単にまとめてみました。
- 問題は5問
- 会話文の穴埋め
- 音の理解がポイント
テストのポイントは、『英熟語』と『弱形』です。たとえば、「come up with」や「be famous for」といった英熟語。テストでは、これらのような英熟語が流れてきました。
つまり、1単語ではなく、2〜3語の英語を聞き取れなければいけません。さらに、それら英熟語の前置詞や冠詞は(with,for,a,the等)、『弱形(弱く発音)』で読まれ聞き取りづらいです。
英会話の穴埋め問題は、「事前知識に英熟語はあるか?」と「弱形を聞き取れるか?」がポイントとなるテストだと感じました。
1分間スピーチの要約
パソコンから流れてくる1分間のスピーチを聞き取り、それを和訳するテストです。
こちらは、かなり難易度が高く、『音』を聞き取るのが精一杯でした。
意味は3割ほどしか理解できず、全く和訳できなかったので、悔しさと恥ずかしさが残りました。私が和訳できずに困っていると、担当者の方から…
- 「場所はどこでしたか?」
- 「登場人物はどんな方がいまいしたか?」
- 「オチはどうでしたか?」
等の質問を頂けたので、何とか答えられたというかたちでした。
スピーキングテスト
テスト内容
- 日本語の英訳(普)
- 1分間のフリートーク(難)
どちらも、紙やペンを使わないで「担当者の方と対面になって英語を話すテスト」だったので、なんだか緊張してしまいました…。
日本語の英訳
担当者の方から日本語の例文を聞き取り、それを即座に英訳するテストです。
「私は、本を読むのが好きです」➝「英訳:I like reading books. 」
テストのポイントは 、おそらく『文法』と『単語力』です。文法に関しては、上記の問題よりもう少しひねった例文を出題されます。たとえば、関係代名詞や現在進行完了形といったところです。
どちらも、中学英語の文法ですが、サッと英訳するのは難しいのではないでしょうか。
次に、単語力。基本的には問題なかったのですが、忘れてしまいがちな英単語ですから、普段から勉強していないとトッサには出てきませんね…。ど忘れが多少ありました。
日本語の英訳は、基礎的な部分がしっかり固まってないと、解けないテストだと感じました。
1分間のフリートーク
「では、あなたの職業について、英語で1分間お聞かせください。」
担当者の方からそう告げられ、数秒後には「よーいスタート!」です。自分の現職業について英語で話すシンプルなテストでしたが、これが難しかったです。
いざ、話すとなると「何から話せば良いんだ!」や「やばいテンパって語彙が全く出てこない」といった状況に陥りました。そして、ほぼ何も話せずまま1分間はあっけなく終了。難易度が高いです。
しかし、個人的には、「人によっては得意」なテストだとも感じました。自分の『語彙力』や『文法』を、会話で最大限に発揮できるタイプの人ですね。
残念ながら私はそのようなタイプではなく、あがってしまうタイプなのでボロボロでしたが…。
テストを終えたら
「テスト結果についてご自身でどう思われますか?」
テスト終了後、すぐに担当者の方から上記のように聞かれました。いわゆる「自己分析」です。
私は、思うがままに
- 「リスニングは程よくできていたが、練習をしていないので今後が不安です」
- 「スピーキングは全くできておらず情けない。自信の無さもできない1つの原因だと思う」
といった旨を伝えると、担当者の方はウンウンと相づちを打ちながら、メモを取っていました。その後、それら自己分析を会話の端緒として、テンポよく結果分析に進んでいきました。
2.結果分析編
「瞬間英作文トレーニングと、オンライン英会話を利用すれば、スピーキングは伸びるでしょう」
自己分析を終えた後、担当者の方が仰ってくれました言葉です。
この時点では、言葉の意味が理解できませんでしたが、「スピーキングが伸びる具体的な解決策」をスグに提示してくれたことで、一気に引き込まれました。
結果分析では、リスニングとスピーキングの「問題点」と「勉強法」を教えていただきました。
リスニングの分析結果
リスニングには『音声知覚』と『意味理解』があります。
- 音声知覚…音のみを聞き取る能力(弱形等の聞き取りづらい音もしっかりと)
- 意味理解…聞こえた言葉を理解する能力
リスニングテストの際に、「理解できないけど、言葉(単語)はわかる」といった経験はありませんか。これが、音声知覚です。つまり「音」のみを理解して本来重要な「意味」が理解できていない状態です。英語のリスニングが苦手な人の多くは、音声知覚に脳を使いすぎ、意味理解に脳が使えていません。
そして私の問題点は、音声知覚が『中途半端なレベル』になっていたことです。
指摘された内容
- 「英熟語の弱形が一部聞き取れているが、まだ完璧とはいえません」
- 「音声知覚のレベルを上げることを目標としていきましょう」
私は、リスニングの音も意味も中途半端に拾っているから、結果的にまだまだ不十分だったのですね。
「では、どのようにしてリスニングのレベルをあげるのでしょうか?」
リスニングの勉強方法
「シャドーイングのみを徹底的にやる!」
リスニングの勉強方法は、音声知覚と意味理解それぞれ別々にあります。
- 音声知覚を鍛えるにはシャドーイング
- 意味理解を鍛えるには英語の多読
私に与えられた勉強方法は、シャドーイングを毎日1時間するというシンプルなものでした。これにより『無意識レベルでの音声知覚』を目指すことができます。無意識に音声知覚ができることで、意味理解に脳がを使えるようになり、リスニング力が向上するわけですね。
もちろんこれは、音声知覚が中途半端なレベルな『私向けの』勉強方法です。音声知覚が既に十分な方には、意味理解を鍛える『多読』がメインの勉強方法となっています。
スピーキングの分析結果
スピーキングは、私の場合「文章化を鍛えるだけでよい」ということでした。
スピーキングには、
概念化:伝えたい事柄を具体的にイメージする
文章化:単語や文法の知識を使って文を組み立てる
音声化:組み立てた文章を声に出して伝達する
とっいった3段階があります。そして私の問題点は2段階目の、『文章化』にありました。
指摘された内容
- スピーキングに自信が無いのは、文章化の知識が乏しいから
- 単語力や熟語力が既に備わっているので、文章化のみ鍛えるだけでもOK
文章の組み立て方に十分な知識がないから、スピーキング力が伴っていないということだったのですね。
私にスピーキングの自信がないのは、まさにここに理由がありました。
スピーキングの学習方法
- 瞬間英作文トレーニング
- オンライン英会話
スピーキング力を鍛える方法は、前述の通り「瞬間英作文トレーニング」と「オンライン英会話」です。
瞬間英作文トレーニングは、英会話の『型』を繰り返し覚えることで、話したいことを即座に話せるようになるトレーニングです。英単語や文法の知識がある程度ある私にとって、無駄のないトレーニングだと感じました。
そして、 瞬間英作文トレーニングと同時に、「オンライン英会話サービスの利用」をアウトプットの場として推奨されました。やはり、覚えたことを使うことで記憶も定着しやすいようですね。
3.サービス内容の紹介にはいる
結果分析のあとは、プログリットの「コーチングスタイル」のサービス紹介をして頂きました。
具体的には…
- LINEでサポート
- スケジュール管理
- 週1回の面談
Webページを見ただけでは分かりづらいサポート内容も、この場で全て教えていただけました。
その後、『サービス料金』についての説明がありました。
プログリットのHPには記載されていませんが、
- 6ヶ月以上の長期プランがある
- 期間の延長によって料金が減額されるサービスがある
といった料金形態も詳しく紹介して頂けました。
4.入会の流れに
「入会は強引ではなかったか?」
サービス紹介の終了後、いつの間にか『私が入会する』という流れで話が進んでいました…。
「空いている曜日は何曜日でしょうか?」
「○○日からであれば、空いていますよ」
といった具合です。しかし、「家に帰ってから、冷静になって考え直したい…」といった旨を伝えると、多少の入会押しはありましたが、強引な感じもなく受け入れていただけました。
その後、担当者の方に質問をする時間があり、
「2ヶ月〜6ヶ月と選択期間が幅広いが、人気な期間は?」
「プログリットの他の校舎ってどんな感じなんですか?」
といった素朴な疑問を、雑談を交えて教えていただけました。
体験終了後にも、簡単なメールのやり取りがあり、そこで聞き忘れた質問や疑問を聞くことができたので安心でした。メールでも『入会の有無』を伝えられるので、断るのが大変といったこともなかったです。
まとめ
「短期間で英会話能力を伸ばす」
初めは上記の言葉に疑いを持っていた私ですが、無料カウンセリングを受けた後では、考え方が180度変わりました。特に、『私に合った無駄のないやり方』を教えていただけのが良かったです。
プログリットの無料体験では、個々のレベルに合った『テスト』を行い、その分析結果から『勉強方法』を教えてもらえます。
- 今、自分が英語学習で何をすればいいのか全くわからない!
- 自分の英語レベルがどんなものか知りたい
といった方には、ぜひプログリットの無料カウンセリングをオススメします。
必ず、『勉強の指針』や『自身の英語レベル』がお分かり頂けるでしょう。